カナダの人気土産アイスワインについて

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カナダの人気土産で人気がある「アイスワイン」は、通常のワインと違い、自然に氷結したブドウから作られ、濃縮された甘みと芳醇な香りが特徴的なデザートワインだ。

アイスワインの歴史

アイスワインは、1794年にドイツのフランケン地方で誕生したと言われており、この年は予期せぬ寒波に襲われたという。

ワイン用に育てたブドウが凍り、止むを得ず凍ったブドウを収穫することに。
そこで凍ったブドウからワインを作ってみたところ、偶然にも非常に甘いワインが出来上がったのだ。

ちなみに通常のワインでは、収穫したブドウ果実重量の約55~85%の果汁を得ることができるが、凍ったブドウから得られる果汁はたった10-20%ほど。

アイスワインは「元貴族のワイン」

糖度が高いアイスワインの発酵期間は通常のワイン製造時よりも長く、3~6ヶ月ほどかかる。

その希少性から一般的には手に入りにく、「貴族のワイン」とも呼ばれていた。

カナダへは、ドイツからの移民がアイスワインの製造方法を伝えたと言われていて、1970年代にブリティッシュ・コロンビア州のオカナガン・バレー(Okanagan Valley)でカナダ初のアイスワインが作られたという。

アイスワインの生産地はどこ

アイスワインで最も有名なのは、ドイツとカナダである。

ヨーロッパでは、オーストリアやクロアチア、チェコでも生産が行われているが、世界で最もアイスワインを生産している国はカナダである。

カナダには500以上のワイナリーがある中で、アイスワインを生産しているワイナリーは96カ所。
ぜひ、カナダに来た時はワイナリーに出かけたい。

ちなみにオンタリオ州はアイスワインのワイナリーが一番多い州で、アイスワイン造りに必要な特別な気候・土壌が揃っている。

アイスワインのブドウの種類

アイスワインは、フルーティーで程よい酸味がある。

ほとんどのアイスワインは甘過ぎず重た過ぎない、飲みやすい口当たりが特徴的。

アイスワインには、主にヨーロッパ品種のワイン用ブドウVitis Vinifera(ヴィティス・ヴィニフェラ)の品種に属するブドウ、もしくは白ブドウ品種Vidal Blanc(ヴィダル・ブラン)などが原材料として使われる。

アイスワイン製造工程

カナダで定義されているアイスワインは、自然に凍ったブドウから作る。

秋にブドウの木にネットを被せていき、鳥にブドウの実を食べられないようにする。

通常は気温がマイナス8度以下になるまでブドウを収穫しない。
マイナス10度から12度になった際に収穫をすると、非常に甘みのある濃縮した果汁が採取できるのだそう。

アイスワインのアルコール度数と飲み方

アイスワインのアルコール度数は、約7~12%で、赤・白ともに少し冷やして飲むのが一般的。
適温10-12度。

購入時に気をつけるポイント

カナダではアイスワインの定義があり、カナダ政府の規制により自然に凍ったブドウを使用したもののみ、”Icewine”として販売できる。

人工的に凍らせたブドウを使ったアイスワインは、”iced wine”や”dessert wine”と表記されるので注意しよう。

また、購入時にチェックしたいのが、VQAのマーク。

VQA(Vintners Quality Alliance)は、カナダのワインの品質認証基準かつ原産地呼称制度で、カナダのブリティッシュコロンビア州とオンタリオ州で導入されているもの。

これは、ワインに”Product of Canada”と書かれていても、カナダ産のブドウを100%使用しているとは限らないため、カナダワイン協定が認めた「VQA」のマークが付いているワイン(アイスワイン含む)は、100%カナダ産の原料を使って作られたワインの証であり、その収穫方法や味など、特定の基準を満たしている証拠である。

おすすめアイスワイン-Mission Hill Reserve Riesling Icewine 2011-

この、ミッション・ヒル リザーヴ リースリング アイスワイン2011は、ブリティッシュ・コロンビア州オカナガン・バレーを代表するワイナリー「Mission Hill Reserve Winery」で造られている。

Mission Hillはオカナガン・バレーの5箇所にブドウ畑を所有していて、その気候や土に合ったブドウを栽培。

厳選したブドウを使って数々の有名ワインを世に送り出している。

特にこのアイスワインは、アプリコットと桃のバランスがとれた甘みに酸味が加わり、上品な味わいを楽しむことができるので大変おすすめだ。

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